冬虫夏草（とうちゅうかそう）

Cordyceps Sinensis

冬虫夏草とは虫でも草でもありません。昆虫に寄生したキノコがその本体です。生きた昆虫に寄生し、タンパク質、脂肪や体液を栄養として菌糸体を成長させキノコ特有の子実体を伸張します。冬には虫の姿をしていたものが夏になると植物のような姿を現すことから「冬虫夏草」の名がつきました。この不思議な生物の「冬虫夏草」は現在種程発見されています。中国で漢方薬として用いられチベットなどの高地で採取されます。

超威龍にも成分として配合されております。

＜冬虫夏草詳細＞

冬虫夏草とは昆虫に寄生する真菌類でバッカク菌科に属します。中国の伝統医学において多く利用されてきた生薬であり免疫賦活作用や滋養強壮作用・性格習慣病予防効果があるとされています。

これまでに各種の基礎研究が行われており冬虫夏草による免疫系や内分泌系・循環器系への好影響が示されてきました。

具体的には免疫賦活作用としてNK細胞の活性化・単球やヘルパーTリンパ球の活性化・インターフェロンやインターロイキン１の産生増加が示された。また抗腫瘍作用として肺がん細胞や悪性黒色腫細胞に対する抑制効果が報告されています。がん細胞を移植した実験動物に冬虫夏草を投与したところ延命効果が認められたというデータ（症例報告）もあります。化学療法時の副作用軽減作用が示唆されておりがん患者におけるQOL改善に効果が期待されています。

さらに抗糖尿病作用・コレステロール低下作用・肝障害や腎臓障害の改善作用・育毛（毛再生）促進作用等が示唆されてきた

動物実験では冬虫夏草の菌糸体熱水抽出物が総コレステロール及びLDLコレステロールを減少させHDLコレステロールを増加させた。その他健常者に投与した実験では運動能力・抗疲労能・循環機能の向上が認められたという報告がある。

冬虫夏草は伝統医療で用いられてきた成分であり許容性は極めて高いと考えられています。

＜期待される効果＞

免疫賦活作用・滋養強壮作用・高脂血症糖尿病改善作用・抗疲労作用・運動能力向上作用・抗がん作用